EpisodeⅡ エピソードⅡ

警護対象者

元総理大臣/加藤純三

チーム編成

笹本、井上

逮捕者

金田、赤城、吉野、沼田、垣原、小林

詳細

井上薫(岡田准一)は、要人の退避訓練中に“シンクロ”を発揮して身を潜めていたテロリスト役を素早く組み伏せてしまい、訓練にならないと石田光男(神尾佑)や笹本絵里(真木よう子)から呆れられる。
直後、激しい眩暈に襲われた井上は、尾形総一郎(堤真一)に命じられ病院で検査を受ける。医師の診断は神経成長因子の血中濃度の増加で、緊張状態が続くと症状が進んでしまうためリラックスを心がけるようにと注意をうけた井上だが、尾形には過労とだけ報告する。

同じ頃、都内のあるマンションでは金田(北村有起哉)、赤城(西冬彦)、吉野(趙珉和)、沼田(パク・ヒソ)、垣原(山根和馬)、小林(佐久間哲)が大和病院襲撃の準備を進めていた。「予定通り」のメールが届き、顔を見合わせる6人…。

翌日。尾形から井上と笹本に、加藤元総理(露木茂)が極秘で検査入院をする際の身辺警護の命令が出た。井上と笹本にガードされながら大和病院へ入ってきた加藤を、患者に紛れて見つめる1人の男がいた。沼田だ。沼田から状況報告のメールを受け、車で待機中だった5人が動き出した。

一方、井上と笹本は加藤が手術に入ると、手術室の前でどちらが先に昼食をとるかの勝負をする。先に食事をとることになった井上は、妙な胸騒ぎを感じて後ろ髪をひかれる思いで外出する。そして、井上と入れ替わるように病院内へ侵入してきた6人は、手際よく各階へ散らばると病院を制圧すると共に笹本をも拘束してしまう。

一方、外を歩いていた井上は手術中の加藤がテロリストに襲われる妄想を見て病院へと引き返し…。

警護中、順番で食事をとることになり現場の大和病院を離れた井上薫(岡田准一)は胸騒ぎを感じて引き返す。病院では手術室外で起こっていることを知らない加藤元首相(露木茂)の手術が順調に進む中、金田(北村有起哉)、赤城(西冬彦)、吉野(趙珉和)、沼田(パク・ヒソ)、垣原(山根和馬)、小林(佐久間哲)の、6人のテロリストが笹本絵里(真木よう子)を拘束、医師やナースや患者を武器で脅して1階ロビーに集めていた。病院に戻り、瞬時に状況を把握した井上は医師に変装してロビーへと移動する。仲間から制圧完了の連絡を受けた金田は、加藤宅に電話を入れて妻・君枝(島かおり)に秘書を家に呼ぶように告げる。

やがて大和病院の占拠は警視庁にも伝わり、緊急会議が開かれた。会議場に呼ばれた尾形総一郎(堤真一)だが、公安部から井上や笹本が情報を流したのではないかと疑う声があがり警護課が捜査から外されたことに憤るも、西島理事官(飯田基祐)に指示されて現場へ向かうことに。

加藤宅に金田から連絡が入った。金田は加藤の秘書を電話口に呼び出すと、身代金を株の売買で支払うように命令する。その頃、病院の外には警察車両と刑事や警官が取り囲み、さらにSAT隊まで出動していた。それをどこか楽しげに笑顔を浮かべて見ていた金田は、再び加藤宅に電話して、秘書に株取引の指示を出し始めた。

株の売買が始まった頃、ロビーではテロリストの動きを観察しながら、ナース長・富永(深浦加奈子)から笹本の居場所を聞き出していた井上が動き始めた。トイレに行きたいと申請した井上は、監視のためについてきた沼田を倒し、富永と共に笹本が拘束されている物理療法室へ向かう…。

外部から遮断された病院の中、井上薫(岡田准一)はテロリストへの反撃を開始。1Fで沼田(パク・ソヒ)を確保すると、ナース長の富永(深浦加奈子)と共に、物理療法室に拘束されていた笹本絵里(真木よう子)を救い出す。すぐ外部に助けを求めようという富永に、井上は部屋の中を物色しながら、手術中の加藤元首相(露木茂)とロビーで軟禁されている患者たちの安全を優先するためには、笹本と2人で殺さずにテロリストたちを確保すると宣言する。しかも残りの相手は5人、全員軍人か元軍人だと言うのだ。

同じ頃、井上が動き出していることを知らないリーダーの金田(北村有起哉)は5Fのナースステーションを拠点に、加藤元首相の秘書に株売買による身代金の指示を出していた。病院周辺は野次馬や警察車両でごった返し、SAT隊は四方から狙撃体勢を整え強行突入の準備を始める。

その時、現場に到着した尾形総一郎(堤真一)の携帯電話に井上から連絡が入る。井上は、病院内ではSP2人と加藤元首相が無事だということ、そしてSAT隊突入を待ってもらうよう依頼し、笹本とともにテロリストが制圧する2Fへと向かう。病院内の薬品や設備をたくみに利用して2Fの垣原(山根和馬)、3Fの小林(佐久間哲)、4Fの赤城(西冬彦)を確保していく井上と笹本。しばらく後、突然前線基地の動きが慌しくなる。尾形は西島理事官(飯田基祐)に動きを止めるように連絡するが、テロ問題に筋金入りの強硬論者である麻田総理(山本圭)が指揮をとるようになったため口を出せないとの回答。

今にもSAT隊が突入しようかという一方、取引を終えて身代金を手に入れた金田と吉野(趙珉和)の元へ沼田からの1Fに来て欲しいとのメールが届いた。金田が出ていくと、5Fで身を潜めていた笹本は素早く吉野を倒す。そして、1Fの物理療法室では井上が金田と対峙していた。金田は井上に拳銃を向けると引き金を引くが、その瞬間、物理療法室が爆発。それを計算していた井上は瞬時に浴槽に飛び込み炎と爆風から身を守ると、金田を確保。

人質が開放される中、尾形の元へやってきた井上は加藤元首相の手術が終わるまでは任務に付かせて欲しいと、笹本と共に再び警護につく。やがて手術が終わり、公安の呼び出しを受けて病院を出る井上。その視線の先には加藤を心配して駆けつけた家族の姿が映り…。

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